うつ病患者の生活

うつ病と診断されて9年の42歳。休職や転職を繰り返して2015年はアルバイトとして社会復帰。そんな人はこんな生活をしてるよって日記です。認知行動療法、対人関係療法、週間活動・気分記録表、メンタル・フィジカルチェック、障害年金など取り組んでいることを記録しています。

寝る前にスマートフォンやパソコンをみることについて

寝る前にスマートフォンやパソコンをみる方は結構多いと思います。うつ病の方は寝入りが悪いとか不眠だとかの症状を訴えることも多いので、就寝前30分はそれらをみないようにする、なんて対策をとることもありますが、なかなか継続するのは難しいですよね。私も結構みてます。

寝る前のスマホ

ブルーライトが...

就寝前のスマホやPCがよくない理由としてはブルーライトが脳を活性化してしまうから云々...。聞いたことありますよね。熱中してしまうと確かに目が冴えてしまうことが実感としてあります。で、私は生理学的なことは詳しくなく、その仕組みやら成否は判断できませんので、とりあえずそんなこともあるかなというくらいにして、別のことを思いついたので書いてみたいと思います。

スマホやPCにどうして惹かれてしまうのか

就寝前のスマホやPCがよくないと分かっていながら、なぜつい見てしまうのかということです。リラックスできるから。昼間知りたいと思っていたことを調べたいから。今日一日どんなことが起きたのか知っておきたいから。時間潰し。値落ちするのって結構気持ちいいですし、一日が終わって唯一自分だけの時間ですし。ところでついやってしまう寝る前スマホ。どんなものを見ていますか?

ネットやテレビは評価の巣窟

 「結婚できない人に共通する10の特徴」、「こいつ仕事ができるなと思わせる人に共通する行動」。こういう記事がリンクに貼ってあると私はつい見てしまいます。

つい見てしまうスマホサイト

ハック

キリがないことはわかっていながらついつい。それからハック系。 「ToDoリストの上手な処理方法」とか便利アプリの紹介とか。テレビ番組でもネットでもそうですが、魅力的に感じるコンテンツって、結構あれは良い、これはダメ、タブー、こっちが格上でこっちは格下とか、いいかわるいか、上か下かって線引きしたり、上下関係を明確にしようとしたり、評価評価のオンパレードです。アルバイトしたというエントリーにも書きましたが、世の中いたるところに評価の目が光っています。そしてそれを気にし始めてしまうと身動きとれなくなるんですよね。そういう情報にピーンとアンテナを張り巡らしてしまってキリが無くなる。どんどん吸収していって頭でっかちになって、さてどうしたらよいのかわからない。何も行動しないで突っ伏している方が良くなってしまいます。うつになってしまった人が「テレビはNHKしか観れない」とか「お笑いは大丈夫だけどバラエティはしんどい」とか言うのはこういうわけだからかもしれません。

見たっていいんです

寝る前に...というタイトルから脱線しましたが、私はテレビもネットも見たければみていいと思います。うつに良くないとか言われようが魅力的なものには惹かれてしまいます。他人の動向は気になるものだし、世の中で何が良しとされ何がダメとされているか、うつになって一旦社会から離れた人にとって気になるのは当然の気持ちです。ただ、テレビやネットの世界はそういう側面があるということを覚えておいて、気分が悪くなったら離れることもできるんだと知っておくことが大切だと思います。観なければ置いて行かれるなんてことはありません。気分を悪くしてまで見る必要はありません。